けものフレンズ4話感想その11:ツチノコの登場と地下迷宮への挑戦

諸注意

前回記事:

けものフレンズ4話感想その10:遺跡の入口に迫る2人
前回記事: 【Aパート スナネコと別れ、先に進む一行】 スナネコから「奥の穴=バイパスへの入り口...

【アイキャッチ スナネコの解説】

4話のAパートとBパートの間に挿入されるのは、「びっぐきゃっとれすきゅー ろーれんおねえさん(あめりか)」による、フレンズの元となった動物のスナネコ解説です。内容の要約は以下のとおりです。

スナネコの足は他の部分よりも長い毛で覆われている

それは砂漠の熱から足の裏を守るため

また、スナネコは穴掘りの名人でもある

どの特徴もすでに劇中で描かれたものですね。なお、今までのフレンズのもととなった動物解説は基本的に「元動物がいる動物園などの飼育小屋」を背景にフレンズが佇んでいる光景が映されてきました。今回は解説してくれたのが海外の専門家であったからか、「4話で出てきたスナネコのお家」が背景になっています。

「お家」の地面にはかばんちゃん、サーバル、ラッキービースト、そしてジャパリバスが描かれており、彼らと出会ったときの様子をスナネコが砂の上に描いたのだと思われます。ほかにも砂嵐や岩石砂漠で一時休憩したときに見たサボテンらしき植物が描かれているのも芸が細かいところです。

【Bパート 遺跡の中に入るかばんちゃんとサーバル】

かばんちゃん:なんだろう?ここ。

サーバル:なんだろうね?・・・まだ奥があるみたい。

(先に進むサーバル。ここで入口の扉に挟まっていた下駄を蹴飛ばす)

(入口の扉が締まり、あたりが真っ暗になる)

かばんちゃん&サーバル:えっ?

(遺跡内の照明が点灯する。2人の背後には謎の人影が・・・)

かばんちゃん:あっ・・・。

サーバル:なになに?

ツチノコ:ギャー!

サーバル:あーーー!

かばんちゃん:うわーーーー!

サーバル:うわーーーー!

(三人とも別々の方向に走り出し、距離を取る)

ツチノコ:なななな・・・何だお前ら!おはっ!

館内放送(?):ようこそ地下迷宮へ。君は無事に出口までたどり着けるかな?ふふふふふ・・・。

新しいフレンズ「ツチノコ」の登場

サーバルとかばんちゃんが入った遺跡の入口の脇の方には、テーマパークなどで入場者の列を整理するためによく用いられるポールとロープの仕切りらしきものがあります。この描写からもここが「テーマパークのアトラクションの入口」であることがわかるようになっています。

しかし、かばんちゃんもサーバルも人を楽しませるためのアトラクションというものを体験したことがありません。なのでこの時点でこの場所が何なのか気付くことはできないのです。2人はさらに先に進むため目の前にある扉の奥に入っていくことになります。

このとき、サーバルが入口の扉に挟まっていた下駄を蹴飛ばしてしまいました。この下駄はいくつかの重要な情報を示唆するポイントなのでよく覚えておいてください。

2人が扉の中に入ると、自動的に入口が締まり、2人は中に閉じ込められてしまいました。地下の施設なので照明がなければ真っ暗な状態になってしまうところでしたが、「アトラクション」なので当然照明が点灯します。

ツチノコは暗い場所でも平気なことはこの時点でわかる

照明がついた瞬間、2人の背後に新しいフレンズ「ツチノコ」が登場します。

ツチノコについては、後々の感想の中で詳しい特徴を考察していきたいと思います。今回はこの出会いのシーンの描写について考えてみましょう。

後に本人の口から語られるように、ツチノコが遺跡の中にいたのはこの遺跡について調査するためでした。2人の後ろに突然現れたのは、扉がしまったことによって照明が点灯したため、何事かと思ってやってきたのでしょう。

この後のシーンで、ツチノコには「暗い場所でも周囲のものを見分ける能力」があることが判明します。しかし、2人がやってくるまでツチノコはひとりで真っ暗な遺跡の中にいたはずなので、その状態で問題なく行動していたということは、「暗い場所でも周囲のものを見分ける何らかの能力がある」ということは予測できるようになっています。

ツチノコが突然、しかも背後に現れて大声を出したため、サーバルとかばんちゃんもびっくりしてしまいました。全員が全員びっくりして混乱してしまったため、それぞれ別の方向に逃げ出すというコミカルな展開になります。

せめて、ツチノコが正面に現れてくれればここまでの驚きは起きなかったはずです。ツチノコは「暗がりでも周囲を見分ける能力」を持っているのですから、近づく前から2人がそこにいることはわかっていたでしょう。それなのにあえて後ろに現れるあたり、ツチノコの「恥ずかしがり屋な性格」が現れています。

ツチノコの詳しい性格や特徴については次回以降触れていくとして、最後は扉がしまった後で流れた館内放送について考えましょう。

「館内放送」と書きましたが、この時点ではまだ正確にはこの音声が何なのかはわかっていません。しかし、「アトラクション」と思われる施設に入った直後、しかも照明が点灯するのとほぼ同時に流れたことから、「このアトラクションの目的を示す案内の館内放送」と考えてほぼ間違いないでしょう。

館内放送の内容は、やや聞き取りにくいものの言っていることはほぼ聞き取り可能です。便宜上、かばんちゃんたちがいるアトラクションのことを今までずっと「遺跡」と呼んできましたが、この放送の中では「地下迷宮」と呼ばれています。

迷宮と言われている点、そして「出口までたどり着けるかな?」と挑戦的なアナウンスがサれている点から考えて、この遺跡は迷路、あるいは「脱出ゲーム」のようなものだと考えられます。(そして、後の展開を見る限りその予想は決して間違っていません)

ここからのストーリーは、目的を持ってこの遺跡を調べにやってきたツチノコと、先に進むために出口を探すかばんちゃんとサーバルの掛け合いで進行していきます。ツチノコの目的、そして遺跡に隠された謎については、次回の考察で考えていきたいと思います。