けものフレンズ7話感想その7:クイズのアトラクション突破への挑戦

諸注意

けものフレンズ7話感想その6:サーバルがクイズをやる気満々だった理由
【Aパート 新しい問題と不正解】 樹状のアーチで覆われた空間にやってきたかばんちゃんたちの前に「もんだ...

【Aパート クイズ突破の四苦八苦】

木のアーチに囲まれた、クイズに答えて先に進むアトラクションに挑戦中のかばんちゃんたち。1問目は見事正解したものの、2問目は不正解。スタート地点に戻ってしまいました。サーバルとともに再挑戦し、先に進むことを目指します。

サーバル:じゃあ、今度はこっちで。

かばんちゃん:「こぶのなかにみずがはいっているというのはめいしん。ほんとうは・・・」。

サーバル:へぇー、こぶは関係ないんだぁ。

かばんちゃん:かわりに、熱を和らげるんだね。・・・あっ、また次の看板。

サーバル:よーし!どんどんいくよ!

(不正解し、スタート地点に戻される)

サーバル:ああ~、違うか!

(再び戻り、問題に正解する)

サーバル:やったぁ!

かばんちゃん:やったね!

・・・

かばんちゃん&サーバル:やったぁ!

・・・

かばんちゃん&サーバル:違うか~!

・・・

かばんちゃん&サーバル:だめか~!

・・・

かばんちゃん&サーバル:逆かぁ~!

・・・

かばんちゃん&サーバル:はぁ、はぁ、はぁ・・・。

サーバル:なんか、かなり歩いた気がするよ・・・。

かばんちゃん:ホントだね・・・。

サーバル:ボス、答え教えてくれない?

かばんちゃん:ラッキーさん、しゃべらないんですね。

ラッキービースト(ボス):アトラクション内だからね。頑張って考えてね。

サーバル:よぉーし!!ここは!・・・どっちだろう?かばんちゃん?

かばんちゃん:あ・・・、これは・・・「はい」じゃないかな?

サーバル:よーし!右で!

2問目の問題の回答

前回、問題の2問目で不正解の選択肢を選んでしまったかばんちゃんたちは、スタート地点に戻ってしまいました。しかし、再び2問目のところまで戻り、問題に再挑戦します。2問目の内容は、「ラクダの背中のコブに入っているのは水か?」というものでした。

最初は「はい」を選んで不正解だったので、今度は「いいえ」の道に進んだところ、行き先には次のような内容がかかれていました。


せいかい!

こぶのなかに みずがはいっている、

というのは めいしん。

ほんとうは「しぼう」がつまっているよ。

(「しぼう」は どうぶつのからだに ふくまれる あぶらのこと)

こぶとして からだのいっかしょに

しぼうをあつめておくと

からだのねつをにがすのにべんりなんだ


かばんちゃんが一部を読み上げたため、サーバルもなぜ最初に選んだ選択肢が不正解だったのかその理由を知ることができました。

似たようなシーンの繰り返しは細かいカット割りで

問題は2問目で終わりではなく、先に進めば進むだけ新たな問題が登場していきました。このとき、クイズに悪戦苦闘しながら少しずつ前進していくかばんちゃんとサーバルが細かいカット割りで描かれます。

このように、細かいカット割りを続けて途中の描写を省略する描き方はけものフレンズでは度々見られます。わかりやすい過去の例としては、4話で遺跡の中を探検するシーンや、5話でアメリカビーバーとオグロプレーリードッグの家づくりを助けたシーンなどが印象に残っているはずです。

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似たようなシーンの繰り返しになる場合は、このように途中の描写を省くことでスピード感が増し、視聴者にも飽きられにくくなるようにすることができます。

長距離移動が苦手なサーバルと沈黙するラッキービースト

なんとか少しづつ問題に正解し、先へ進んできたかばんちゃんたちですが、サーバルは疲れを隠しきれません。かばんちゃんとは異なり、長距離移動にはあまり向いていないので、不正解するとスタート地点に戻されるこのクイズの構造は体にこたえたのでしょう。

似たような空間が繰り返し登場していますが、このときのシーンでかばんちゃんたちがいる空間は「今までとは違う、クイズに答えて進んだ先の空間」だということはひとめでわかるようになっています。木の枝と地面との境目が隙間のない木の板によって覆われているからです。

スタート地点付近の空間にもこうした板の囲いはありましたが、枝の生え際をすべて覆っていたわけではありませんでした。また、途中で通ってきた問題の空間にはこれらの板がない部屋もあります。こうした細かい装飾の違いで似たような空間の繰り返しにメリハリをつけようという演出上の意図が見て取れます。

ここで、ラッキービーストが「アトラクション内だから(問題の答えは教えられない)」と明白に回答しています。ここまでの描写からも、明らかに人工的で人を楽しませるためにつくられたであろう構造から、ここがアトラクションであることは確定的でしたが、この発言でやはりこのクイズのための空間はアトラクションであったことがはっきりしました。

さて、次回はいよいよ長かったクイズ地帯を抜け、3人が新たな空間へと進みます。