けものフレンズ8話感想その25:アライさんとサッカーとPPP予告

諸注意

けものフレンズ8話感想その24:新たな目的地「港」を目指すかばんちゃん
【Bパート コウテイはマゾ?】 プリンセスから、「ヒトは最後に港で目撃された」という手がかりをもらった...

【Cパート アライさんとフェネック in へいげん】

イオン:パース!蹴って蹴って!

アライグマ(アライさん):何?よくわからないが、任せ・・・グエッ!(キックを失敗し転ぶ)

フェネック:はーいよっと。(アライさんの代わりにパスを出す)

(フェネックの蹴ったボールが、並んだタイヤの間を通過)

ライオン:やったー!

ヘラジカ:おい待て。反則だろ。

アライグマ(アライさん):つまり、そいつは帽子泥棒なのだ!

ヘラジカ:ふぅん、見えんな。

ライオン:そんな子じゃないね。

アライさん:あんな巨悪を許しては、パークの危機なのだ!

ハシビロコウ:勘違いじゃ・・・。

フェネック:たぶん、勘違いなんだけどね~。

アライさん:フェネックまで~!

アライさんとフェネックがかばんちゃんに引き離されない理由

今回のCパートで、アライさんとフェネックはへいげんまでたどり着きました。これまで、ジャパリバスで移動しているかばんちゃんたちに、徒歩のアライさんとフェネックが引き離されていない理由として、「それぞれのちほーに、最長1週間程度滞在しているから」とご説明してきました。

かばんちゃんたちは6話「へいげん」で、ヘラジカとライオンの合戦に参加するため1週間程度滞在したと考えられます。その後、7話のジャパリ図書館は1日で通過したものの、8話のみずべちほーではPPP(ペパプ)ライブのためにお披露目の日の到着以来やはり1週間滞在しています。

このかばんちゃんたちが移動していない期間に、アライさんたちは距離を詰めていたのだと考えていいでしょう。

フレンズ流「サッカー」のルール

ライオンとヘラジカたちは、かばんちゃんに教わった「ボールを蹴る遊び=サッカーのようなもの」を楽しんでいました。アライさんたちがいるときにたまたまボールがそばまで転がっていったことから、ライオンからボールを蹴るようお願いされてしましました。

アライさんはいつもどおり(?)キックを失敗。代わりにフェネックがパスを出します。このとき、フェネックの蹴ったボールは、地面に埋まった2つのタイヤの中間を通過していて、それを見たライオンが喜んでいることから、おそらくこれが彼女たちの「サッカー」における「ゴール」だったのでしょう。

「パークの危機」とはアライさんの勘違い?

アライさんは今まで通過してきたちほーのフレンズたちに対するのと同様、「帽子泥棒」についての情報をライオンたちにも尋ねました。真新しい情報は2つで、ひとつ目は、アライさんが「パークの危機」と読んでいた事柄がどのようなものなのか判明したということです。

要するに「かばんちゃん=帽子泥棒のような巨悪を許していては、いずれパークの危機が訪れるだろう」ということで、何か具体的な懸念があるわけではなく、単純に帽子を持ち去ったかばんちゃんに対する敵愾心から出た言葉だったようです。

2つ目の新情報は、「かばんちゃんが帽子泥棒というのはアライさんの勘違い」だとフェネックも認識しているという点です。これまでもフェネックは、ひとり猛進するアライさんをある程度自由に泳がせておいているような節が見受けられました。

今回、そもそもこの「帽子泥棒追跡」全体についても「アライさんの勘違いである可能性が高いが、好きにさせておこう」というスタンスで臨んでいることが確定しました。これまでもフェネックのセリフやふるまいから「おそらくそうであろう」ということはわかっていましたが、明確にセリフで確かめられたことになります。

PPP(ペパプ)予告 マーゲイの予習

PPPメンバー全員:PPP予告~!

ジェンツーペンギン(ジェーン):今週はキタキツネを予習しましょう。寝たふりをして獲物を狩るらしいですよ。

イワトビペンギン(イワビー):PPPの中で嘘がうまいのって誰だ?

コウテイペンギン(コウテイ):私は知っている。フルルが上手いぞ。

イワビー&ロイヤルペンギン(プリンセス):えーほんと?そうなの~!?

フンボルトペンギン(フルル):えーっ!!

ジェーン:次回、「ゆきやまちほー」

「フルルは嘘がうまい」の真意とは?

最後は本編でも大活躍したPPPによる次回予告です。次回登場するキタキツネの予習から、「PPPで嘘がうまいのは誰か?」という話題になりましたが、ここでコウテイが「フルルがうまい」と即答したのは少し意外な感じがします。となると問題は、一体何を指して「フルルは嘘がうまい」と言っているのか?ということです。

この「PPP予告」のコーナーは、本作のたつき監督が過去に関わった「てさぐれ!部活もの」と同様、声優のアドリブによって構成されています。従って、ここでのコウテイの発言はけものフレンズという作品上でのフルルを指すのではなく、フルルのCVである築田行子さんのことを指している内輪ネタであると考えられます。

http://dic.nicovideo.jp/a/%E7%AF%89%E7%94%B0%E8%A1%8C%E5%AD%90

性格は天然かつマイペースで、けものフレンズのフルルの性格そのまんまである。一方で、『ニコニコSIM(仮)発売記念 謎解きゲーム “1GBからの脱出”』に参加した際には、問題を早く解いており、頭の回転が良い一面も。

築田行子さんについては、ニコニコ大百科にこのような記述があるように、一見アニメのフルルそのもののような天然な正確でありながら、同時に頭が切れるタイプのようです。もしかしたら、こうした部分を指しての発言だったのかもしれません。