2019年4月14日、渋谷ハルさんによって「第2回 Vtuber最協決定戦」が開催されました。第3回戦の舞台はErangel。この記事では3試合目の見どころと、全試合終了後の総合成績をピックアップしてご紹介します。
第3試合の見どころ
本放送(第3試合開始~)
問題の安全地帯は?

渋谷ハル:航路のほうこちら、先程の試合と同じく今日いいですね。大きな荒れ模様は見せない。
SUMOMOXqX:ここで荒れるとしたらMilitary Base付近にエリアが寄るっていうのが一番荒れます。というのは、(各チームが)北と南に分かれるんですが、エリアがMilitary Base付近になった場合、橋を渡らなくちゃいけないんですよ。橋をわたるのはすっごく大変なんで、上位チームとかは「絶対上に来てくれ!」ってことですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=fCuVkjm_G3I
各チームの初期値点

もはや定番?の「キス部」謀反
渋谷ハル:あれ?また?やってますねこれ!
SUMOMOXqX:決まりなんですかね?
渋谷ハル:乱数調整?
https://www.youtube.com/watch?v=fCuVkjm_G3I

航路直下、東端のLipovkaに降下した「キス部」は、いつものように(?)仲間割れを開始。ふざけて銃を撃つおだのぶさんを梔子スイさんがダウンさせ「ワンダウン」と仲間に報告。残る2名も「ナイス~」と何事もないように報告し合います。
開始3分:安全地帯は西側に

渋谷ハル:これ安地ちょっとやばくないですか?チームが今回東側に偏っているので。
SUMOMOXqX:そうですね。これはちょっと荒れますね。しかも「シリンソウ」に注目すると、先程「アベり」が周りの車をぶんどっていたんですよ。
渋谷ハル:しかもこの後移動する西側は他のチームが通った後じゃないですか。
SUMOMOXqX:なので、ボートとか。それか 車少ないので頑張って探していかないと。
https://www.youtube.com/watch?v=fCuVkjm_G3I
その後の解説でも触れられていましたが、東側のほぼ同じ地点に降下した「アベり」がすでに車を獲得し、西側の安全地帯に入っているのに対して、「シリンソウ」はこの時点ではまだ降下地点でアイテム回収を続けています。果たしてこれがどのように両チームの命運を分けるのでしょうか。
戦場でのあいのり

最初から、マップ南西Primorskに狙いを定めていた「ハチ公前」。
西側の海岸道路沿いに降下し、車を確保してから向かう作戦でしたが、渋谷ハジメさんを思わぬ運命が待ち受けていました。三輪バイクをめがけてパラシュートを降下させたところ、すぐ後ろからついてきた別チームのメンバー(ボロスタの一等星あらたさん)に相乗りされてしまったのです。
驚きつつも計画通りPrimorskに向かったハジメさんは、敵を降ろさないように周囲をウロウロ。そうこうしている間に仲間が到着し、はちてんさんによって一等星あらたさんは始末されてしまいました。

「西海岸で車を確保し、Primorskに向かう」という、「ハチ公前」とまったく同じプランを立てていた「ボロスタ」。 「敵がいたら全力で逃げるぞ!」と語っていた一等星あらたさんでしたが、降下角度の関係からか渋谷ハジメさんの存在に気づかず、目の前で三輪バイクを奪われてしまうことに。
「降ろして~!助けて~!」と絶叫するも思いは届かず、Primorskまでの死出の旅がスタートしてしまいました。
開始6分:ホロライブ内紛、再び?
Shelter付近の道路に降下し車を入手する予定だった「ホロライブ」ですが、車は1台しか確保できず、安全地帯が西側に偏ったため、アイテム回収よりも先に移動することにしました。
移動の途中で発見したバギーを回収しようと、湊あくあさんが降りたところで「陽キャ」の銃撃を受けます。普通であれば撃たれはしても十分逃げ切れる距離でしたが、周りを壁で覆われていないバギーだったこと、敵が手練の花芽なずなさんだったことから、序盤でチームのエースを失う手痛いダメージを受けてしまいました。

マップ中央南側Pochinkiに降下した「陽キャ」。アイテムを回収していたところ、花芽なずなさんが周囲に近づく車の音に気づきます。バギーを取りに降りた湊あくあさんをダウンさせた後、残りの敵メンバーが乗る車を銃撃して追い払い、安全にとどめを刺します。

開始7分:渋谷ハルの注目チーム

開始7分ごろ、渋谷ハルさんがにわかに「紅葉杏虎」の動きに関してコメントしました。
渋谷ハル:これ、僕1個注目したいチームがあるんですけど。この中で1チーム、過去と同じ動きをしているチームがあるっていうのを知ってて。
「紅葉杏虎」なんですけど。今Stalberの近くにいるじゃないですか? このチームカスタムでも毎回KameshikiとStalber近辺の(アイテムを)漁りやすい場所にきれいに分かれて、合流してから移動するっていうのがチームの決まりごとになってるんですよ。
SUMOMOXqX:チームの決まりなんですね。
渋谷ハル:今回、初動で僕「あれっ?」って思ったのが、「ママ友」がKameshikiに向かったんですね。なので(紅葉杏虎の)動きブレるかな、と思ったんですが、変わらず普段どおりの動きでした。リターン(取れる物資)は少なくなるけど、リスクもとらず、結果として4名生存で移動できているというのが、チームとしての動きが整っているなという印象を強く感じました。
SUMOMOXqX:普段からチームでやっていると敵がいたときの対処法もある程度決まっているはずなので、動きもかなり(他のチームと)違うんですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=fCuVkjm_G3I
ハルさん、SUMOMOさんらが指摘したとおり、「紅葉杏虎」の動きはすばやく、進行方向にある橋も検問されることなく通過できました。
一方、安全地帯のある西側から反対にあたる東側の2チームは、移動が遅れることになります。ボートで海路から安全地帯に向かっていた「キス部」はガス欠に見舞われ、十分な練習を積んでいたはずの「シリンソウ」も、なかなか車が見つかりません。
キス部、ガス欠でまたも謀反

ボートで安全地帯を目指していた「キス部」ですが、ガソリンが尽きてしまい、陸に上がって乗り物を探すことに。しかし、当然のことながら、すでに大半の車は別チームに奪われてしまっていました。
なんとか2輪バイクを見つけるものの、先に乗った紗樹万咲さんが後ろに乗ろうとしたおだのぶさんを轢殺。電磁パルスに見舞われる状況でも相変わらずの謀反となりました。

開始13分:乱鬼龍 VS M4Girls
マップ西中央、航路直下に当たるHospitalに降下した「M4Girls」。
安全地帯にも愛されますが、潜伏していた建物の近くに「乱鬼龍」がやってきたことで大きく状況が変わります。

マップ東側Yasnaya Polyamaに降下した「乱鬼龍」は、アイテムを回収した後、ジープに乗って安全地帯に移動。「M4Girls」のいる建物に近づくと、流川ルカさんが敵の存在に気が付きます。
ルカさんが先陣を切り、スモークや車を盾にすばやく建物に接近。1階は窓が多く、多方向から攻撃可能だったため、日ノ隈らんさんと連携しすばやく2キルを奪います。アクシデントでらんさんを失ったものの、残りのメンバーも合流。狭い室内に残る1名のマールさんを押し込め、グレネードでトドメを指します。
序盤から強豪同士の対決となりましたが、一方的な結果に終わりました。

「紅葉杏虎」、「ママ友」への一斉射撃
車の回収を最優先に、マップ北東に広く散開した「紅葉杏虎」。
安全地帯とはほぼ正反対の場所にいましたが、移動は早くGatka周辺まで2台のジープで乗り付けます。
しばらくエリア外からくる敵を警戒してたところ、「ママ友」の車が周囲に接近。十分に引きつけてから一斉射撃を加え竹花ノートさん、空4さんらをキルします。

開始15分:決戦の地は海岸線に
開始15分、安全地帯は1/3が海に含まれる海岸線に定まります。

SUMOMOXqX:このエリアって結構車が重要で、半分近く海岸入ってるじゃないですか。海岸って車がないと壁にできなかったりするんですよ。「遮蔽物を造る」っていう意味で車を持っているチームが有利になると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=fCuVkjm_G3I
にらみ合う各チーム
ここからしばらく、大きな動きがないまま各チームがにらみ合う光景が続きます。主な出来事は以下のとおりです。
【安地北方】
・「シリンソウ」「眼鏡姉妹」が接近。戦闘となり葛葉さんが犠牲に。
・「HybridNotes」「ZANPAN」もにらみ合いに参戦、硬直状態となる。
【安地西側・海岸線沿い】
・「清楚」「アベり」がにらみ合い。
【安地南側】
・「陽キャ」「ハチ公前」がにらみ合い。渋谷ハジメさんが花芽すみれさんからダウンを奪う。
【安地南東側】
・「キス部」「魔界」がにらみ合い
仲間割れを繰り返し、最も安全地帯への移動が遅れた「キス部」が未だに全員生き残っていることに実況席も驚いていました。
渋谷ハル:「魔界」って魔王がいっぱいいるんですけど。おだのぶとどっちが怖いんですかね?
SUMOMOXqX:どうなんでうすかね? ふざけているわりには、ふざけるほど仲がいいとも言えますし…。
渋谷ハル:ふざけて殺しちゃってますけど?
https://www.youtube.com/watch?v=fCuVkjm_G3I

安地北側の乱戦
最速での車の確保を狙いながら果たせず、「キス部」とともに安全地帯への移動が最も遅れたチームの1つとなってしまった「シリンソウ」。車を手に入れた後も安全地帯は自チームとは正反対の西側にばかり偏り、ほとんどの時間を移動に費やす必要がありました。
プロゲーマーRuyさんの教えにより、安全地帯東側のRuins周辺には敵が多いと判断した叶さんは、北西海岸線よりに迂回する道を選びます。ところが、やっと到着した海岸沿いの建物群にはすでに「眼鏡姉妹」が潜伏していました。「眼鏡姉妹」のほかにも「HybridNotes」「桃太郎」「ZANPAN」「天魔機忍G」など多数のチームに周囲を囲まれる形になってしまいます。
先行していた葛葉さんが先に犠牲になり、他のメンバー3人も散り散りになる展開に。敵に睨まれなかなか合流できない中、時間だけが過ぎていきます。
「眼鏡姉妹」と同じ建物の中に囚われてしまった赤羽葉子さんを助けるため、先に叶さん、本間ひまわりさんらがバギーで脱出。敵チームを陽動しようとしますが、進んだ先は「清楚」が潜む岩山の下。「清楚」は隣りに陣取っていた「アベり」との戦いで戦力を消耗してはいたものの、エース格の杏戸ゆげさんが残っており、山上から容赦のない銃撃を浴びせられました。1戦目、2戦目と好成績を残した「シリンソウ」でしたが、最後は安地運にも恵まれず、18位と振るわぬ結果に終わってしまいます。
時を同じくして、「天魔機忍G」も電磁パルスによって全滅しています。

「シリンソウ」とほぼ同じ、本島の南東側Myltaに降下した「清楚」は、幸運にもアイテムと車を早期にゲット。移動のタイミングも早かったため、あまり戦闘に巻き込まれず安全地帯までたどり着きました。
しばらくは安全地帯東側の建物に潜伏していましたが、エリアから外れたのを期に海岸沿いにの岩山に移動。しかし、後から出発した白百合リリィさん、ユキミお姉ちゃんらは「アベり」の攻撃でやられてしまいます。。やがて、潜伏している岩山に「シリンソウ」が接近。地形的な有利もあって難なくこれを撃退しますが、直後に「紅葉杏虎」の攻撃を受け、残った2名もリタイアとなってしまいました。

マップ最北西、Zharkiに降下した「眼鏡姉妹」。
安全地帯に合わせて南下するも、進む先にはすでに他のチームが渋滞を起こしている状態でした。赤羽葉子(シリンソウ)が潜む建物に逃げ込みますが、赤羽さんの存在には早い段階で気がついていました。
「HybridNotes」の攻撃でダウンした三里実久莉さんを蘇生させるとき、画面の表示がバグっておかしなことになる一幕も。赤羽さんの存在に気がついていたことが却って裏目に出たのか、移動が遅れ電磁パルスに飲まれてしまいます。かろうじて南方の丘までたどり着きましたが、そこには「アベり」が待ち構えていました…。

南側で力尽きていくチームたち
南側で「陽キャ」と睨み合っていた「ハチ公前」の面々は、敵がまだ建物周辺にいると判断。車に乗って先を目指しますが、進行方向にはすでに移動した「陽キャ」が待ち構えていました…。

「ハチ公前」の位置を正確に把握していた「陽キャ」は、「ハチ公前」よりも先に安全地帯に向かって移動を開始。背後から遅れてやってきた「ハチ公前」を集中砲火で壊滅させます。
しかし、正面の安地際は「紅葉杏虎」「ZANPAN」らに抑えられ進行は極めて難しい状況に。有利なポジションを強豪に確保され、電磁パルスに追われる状況はいかんともしがたく、11位でのフィニッシュとなります。

キス部、最後の大爆走!?
謀反を繰り返し、安全地帯への移動も極限まで遅れた上、ガス欠にまでなった「キス部」でしたが、奇跡的に全員生存した上で安地内までたどり着きました。
「陽キャ」との戦いで3名が力尽きるものの、唯一生き残ったおだのぶさんはバギーに乗って安地内へ特攻!幡多乃ちゃろさん(ZANPAN)を轢殺する見せ場を作りましたが、皆森ひいろさん(鍋)にとどめを刺されました。散々戦場をかき回した挙げ句、見事10位という成績を残しています。

この他、「魔界の愉快な仲間たち」が電磁パルスで、「HybridNotes」「KIRARIN」らが中央の戦闘によってそれぞれ敗退しています。
「害獣」まさかの最後
「ZANPAN」は航路直下の西側Georgopolに降下し、Ruinsの隣りにある山上に移動。安全地帯の縮小に合わせて南側に移動します。
小高い丘を確保するや、GamingTanukiさんが眼下の敵を射撃。スモークの上から位置を予測し「乱鬼龍」から次々にダウンを奪う姿は「害獣」のあだ名に恥じない活躍でした。
しかし、突如としておだのぶさん(キス部)がバギーで接近。幡多乃ちゃろさんがやられてしまったあたりから、徐々に雲行きが怪しくなってきます。先にパカエルさんを失っていたため、この時点で残りは2名に。縮小するエリアの中にジープ乗って突撃をかけますが、その過程で紡絆にあさんが犠牲になり、残るはGamingTanukiさんただ1人。
エリア内からの射線を切り、身を隠していたGamingTanukiさんでしたが、その背後には「ママ友」唯一の生き残りであるParyiさんが潜んでいました。獅子奮迅の活躍を見せたTanukiさんでしたが、最終決戦を前に8位でのリタイアとなります。

開始30分:上位5チーム、栄光を掴むのは?
フェーズ7、開始から30分を経過した時点で生き残ったのは5チーム11名。僅かに残された建物と道路をはさんで対峙し、決着のときが着々と近づいていました。

戦力的には唯一4人全員が生存している「鍋」が有利にも見えますが、解説のSUMOMOさんは別の見方を示しました。
SUMOMOXqX:この位置だと「アベり」が家の後ろを取れるんですよ。家の後ろは傾斜にもなっているので、(自チームの)後ろの「KIRARIN」を倒せたらだいぶ勝利に近づけると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=fCuVkjm_G3I
降り注ぐグレネードの雨
中盤「M4Girls」との一騎打ちを制した「乱鬼龍」は、潤沢な物資を回収し戦力を増強。電磁パルスに追われながら縮小していく安全地帯内を目指しますが、進行方向は開けた平原。スモークを駆使するものの、手練のGamingTanukiさんに見咎められ、安全な建物までたどり着けたのは流川ルカさんのみでした。
ルカさんは「ZANPAN」「ママ友」「紅葉杏虎」ら、建物に近づこうとする敵を次々に攻撃。近づく敵を退けていきますが、自身も次のエリア内に入ろうと建物から出たところで「アベり」に位置を見つけられてしまいます。射線は切っていたものの、「アベり」の面々は全員でグレネードを投擲。歌衣メイカさんが放ったものが直撃してしまい5位で最後の戦いを終えました。

紙一重の差
熟練した序盤の動きを実況席から高く評価されていた「紅葉杏虎」は、終盤まで有利な地点を求めてアグレッシブな場所移動を繰り返しました。もともとは安地東側へいましたが、中盤大きく西へ横断し海岸沿いに布陣。同様のムーブをした他のチームよりもさらにマップ外側に移動していたため、安全地帯北東で潰し合う敵を背後から狙い撃つ格好になります。
縦横無尽な移動は止まらず、東側の戦闘が激化したスキを突いて安全地帯南側へ。このときも敵が多い東側からは射線が切れるなだらかな斜面に陣取り、安全地帯中央を目指す「HybridNotes」「陽キャ」らの側面を脅かします。安地が縮小すると常葉ひよりさん、紅さんらを失いつつも北上、「鍋」が潜む建物前の斜面まで近づきました。
「鍋」が電磁パルスに追われて建物から飛び出すと戦闘に突入。しまごろうさんが天羽よつはさんと相打ちになり、ゆる杏子さんは正面から距離を詰めてきた白雪レイドさんと戦闘の末に敗れ去ります。一瞬、動作が重くなりわずかに反応できなかったことが決め手になったようです。

唯一の4人生存チーム
「鍋」が降下地点に選んだのはマップ中央東、航路の直下に当たるLipovka。安全地帯からは遠く離れる場所になりましたが、先に車を確保してからアイテム回収を始めていたため、移動に難儀することはありませんでした。
本格的な戦闘を始めたのは中盤。チームは安全地帯の南東に位置していました。ここで白雪レイドさんは、ベルモンド・バンデラスさんにエリア中央付近の建物へ単独で潜むよう指示を出します。建物の2階には「ホロライブ」が潜んでいましたが、スキを見て全員で移動。複数名がダウンを奪われ、残るメンバーも瀕死に追い込まれる激戦となりましたが、犠牲者を出さずに建物を確保できました。
しかし、すでにゲームは終盤。SUMOMOさんが指摘したとおり、建物内にいることが逆にリスクになり始める時間帯になりつつありました。意を決して建物から出るも、正面まで距離を詰めていた「紅葉杏虎」と戦闘になり、その背後を「アベり」に狙われてしまいます。
「紅葉杏虎」と、そのさらに外側にいた「KIRARIN」こそ倒したものの、白雪レイドさんを除く3人は「アベり」らの攻撃により力尽き、最後は3対1の戦いへ。投げ物がない状態では数にまさる相手と戦うのは厳しく、かろうじてアベレージさんを撃退するものの、先端恐怖症さん、歌衣メイカさんらにそれぞれ左右から回り込まれ、健闘むなしくドン勝には一歩届きませんでした。

有利なポジションを活かして
安全地帯北方の高所を抑え「清楚」ら複数のチームを脅かした「アベり」は、屍鬼さんを除く3人が生存した状態で終盤戦へ。安全地帯は北から南に向かって緩やかな斜面になっており、坂上にあたる北側に位置するメンバーは、立地の有利を確信し喜びの声を上げていました。
案の定南側の敵チームは自チームから丸見えになっており、射線を切りつつほとんど一方的に攻撃、キルを稼ぎます。残弾が心もとないという不安要素はありましたが、エリアの縮小とともに歌衣メイカさん、アベレージさんらが南下。それを先端恐怖症さんが後方からカバーします。
残る敵が1人になると、決して焦らずゆっくりと包囲を縮小。相手の動きから投げ物がないことも読み切っていました。相手が先端恐怖症さんを撃ったことから正確な位置が判明。アベレージさんが囮となって倒されるも、回復する時間を与えずメイカさん、先端さんらが強襲、見事ドン勝を勝ち取りました。

3試合目最終結果
1位 アベりに来ました!
2位 鍋
3位 KIRARIN☆ミGaming
4位 紅葉杏虎
5位 乱鬼龍

渋谷ハル:3試合目、熱かったですね。
SUMOMOXqX:「アベりに来ました」、いい山の位置とれてましたね。もしエリアが外れたとしても移動しやすいいい位置だったと思います。
渋谷ハル:あそこほんとにいい位置でしたね。山上がとれていたチームはなんチームかあったんですけど、結果的に取り合いでは「アベり」が一番でしたね。
https://www.youtube.com/watch?v=fCuVkjm_G3I
勝利チームインタビュー
第3試合の獲得ポイント・順位一覧

3試合終了後の総合順位
20位~13位

12位~4位

ベスト3
1位 紅葉杏虎
2位 鍋
3位 アベりに来ました!

各チーム最終ポイント一覧

渋谷ハル:注目したいのは「紅葉杏虎」、最後守り抜いたんじゃないんですよ。3位から上がったんですよ。最終試合もし気を抜いてたら持ってかれてたんじゃないですかね。
あとはやっぱり「鍋」も最後で(順位を)上げています。あれ、もし仮にですよ。レイドくんが(「アベり」との)1on3制していたら上がってたんですよ。
SUMOMOXqX:もし、なにかが変わっていたら、すべて変わっている…。
渋谷ハル:なんとか「アベり」が抑えたものの、結果上がった順位4つですよ?もともと7位のチームが3位入賞…、本当におめでとうございます!
SUMOMOXqX:接戦でしたね!
https://www.youtube.com/watch?v=fCuVkjm_G3I
モストキル賞
1位(同率) 叶(シリンソウ)、白雪レイド(鍋)
3位 ゆる杏子(紅葉杏虎)

サバイバル賞
1位 白雪レイド
2位 ベルモンド・バンデラス
3位 皆守ひいろ

優勝チームインタビュー
モストキル・サバイバル賞インタビュー
モストキル賞・サバイバル賞2冠 白雪レイド(鍋)
モストキル賞 叶(シリンソウ)
締めの挨拶
終わりに
多くのVtuberが一同に介した「第2回Vtuber最協決定戦」は、大好評のうちに終わりました。主催者である渋谷ハルさん含め、参加者やスポンサーの皆さん、そしてリアルイベント会場やオンライン上のコメント・ツイート等で盛り上げてくれたすべての方々に1視聴者として感謝の念を捧げます。