【2話 じゃんぐるちほー 考察まとめ】
けものフレンズ2話感想その1:ラッキービースト(ボス)による世界観説明
けものフレンズ2話感想その2:ラッキービーストはなぜサーバルを無視するのか?
けものフレンズ2話感想その3:「ジャパリバス」に仕込まれた伏線
けものフレンズ2話感想その4:ラッキービーストに感情はあるのか?
けものフレンズ2話感想その5:「ジャパリまん」の描写が少ない理由
けものフレンズ2話感想その6:フォッサとの出会いに見る、サーバルの強さへの憧れ
けものフレンズ2話感想その7:アクシスジカの塩を断るサーバルと「すっごーい!」の裏側
けものフレンズ2話感想その8:ジャングルの奥地へ進む様子に見る演出方法
けものフレンズ2話感想その9:コツメカワウソの「たーのしー!」が及ぼした恐るべき影響
けものフレンズ2話感想その10:コツメカワウソの「好きなこと」について
けものフレンズ2話感想その11:初見時に抱く「不安な気持ち」の正体とは?
けものフレンズ2話感想その12:サーバルが石ころお手玉をやりたがった理由
けものフレンズ2話感想その13:ジャガーのセリフに隠された巨大セルリアンの伏線
けものフレンズ2話感想その14:コツメカワウソとジャガーが、かばんちゃんたちを助けた理由
けものフレンズ2話感想その15:ジャパリバスへのリアクションの違いと、バスがそこにあった理由
けものフレンズ2話感想その16:サーバルがジャパリバスの仕組みをすんなり理解できた理由
けものフレンズ2話感想その17:ジャパリバスの運転席を向こう岸まで運ぶ方法(失敗)
けものフレンズ2話感想その18:橋を架けるアイデアを思いつくかばんちゃん
けものフレンズ2話感想その19:運転席を持ち上げたサーバルが隠していたもの
けものフレンズ2話感想その20:かばんちゃんとサーバル、初めての共同作業
けものフレンズ2話感想その21:サーバルと会話するボスと「アルパカ=マーケティング」論
【2話 「じゃんぐるちほー」 総合的な解説】
1話が、かばんちゃんの成長とサーバルの内面を描いた、「全編の縮図」的な話だったのに対して、2話は今後10話までの展開のテンプレートとなるような内容でした。
たとえば、「水戸黄門」であれば、
黄門様一行が新しい土地に行く→虐げられている弱者を助ける→悪党の親玉を探し出す→悪党を懲らしめて一件落着
という毎回のお話のテンプレートがあります。けものフレンズの2話はそういった意味で今後の話のテンプレートになる展開でした。けものフレンズの今後10話までの展開は基本的に、
かばんちゃん一行が新しい土地に行く→新しいフレンズと知り合う→未知の問題と遭遇する→かばんちゃんの思いつきで問題を解決する
というストーリー展開を辿ります。(専門用語でプロットと呼びます)
かばんちゃん一行が新しい土地に行く
今回は、ラッキービーストの発案によりジャパリバスに乗るためにさばんなちほーからじゃんぐるちほーのアンイン橋へ向かいました。
新しいフレンズと知り合う
数多くのフレンズと知り合いましたが、2人についてきて手伝っくれたのはコツメカワウソとジャガーだけです。どちらもほかのフレンズにはない、2人を手伝う理由がありました。
未知の問題と遭遇する
離れていたジャパリバスの運転席を、座席のある場所まで運ばなければなりませんでした。
かばんちゃんの思いつきで問題を解決する
かばんちゃんの「川に橋を架ける」というアイデアにより問題を解決できました。
このように、内容の前後が因果関係によって結ばれていることを現したものを「プロット」と呼びます。ストーリーを考えるときは、基本的にまずプロットを考え、プロット内の各要素の内容を考えます。そうすることで、前後の話の脈絡がなくなったり、つながりが不自然になるのを防ぐことができます。
次の3話の考察では、各プロットの中身を2話のものと比較することによって、どのような違いが生じるのかより理解しやすくなるはずです。
けものフレンズ3話感想その1:コツメカワウソとジャガーがこうざんへ行かなかった理由