けものフレンズ9話感想その1:サーバルのピンチ?とゆきやまちほー

諸注意

アニメ感想「けものフレンズの謎」まとめ:8話「ぺぱぷらいぶ」

【冒頭 サーバル死す?】

サーバル:私・・・先走っちゃった・・・本物の海・・・入りたかったな・・・。

かばんちゃん:サーバルちゃん、大丈夫?

サーバル:私の旅はここまでみたい・・・。(瞳を閉じて体から力が抜ける)

かばんちゃん:サーバルちゃん!!どうして・・・どうしてこんなことに・・・。

8話冒頭シーンの真意は?

9話の冒頭は、まったく脈絡のない突然のシーンから始まります。何の説明もないので、映像とセリフから自体を推測するしかありません。

かばんちゃんに抱きかかえられながら、弱々しそうにしているサーバルのセリフから物語が始まりました。サーバルが「先走っちゃった」と語っていることから、彼女が何らかのミスを犯したことは間違いないでしょう。さらにその弱った様子から、生命に関わるような事態が生じてしまったと推測できます。

「本物の海に入りたかった」というセリフから、人が最後に目撃された場所である港に向かっている途中のシーンであろうということはわかりますが、2人の周囲には雪らしきものが降り積もっています。「雪山で遭難した」というのが最も妥当な解釈ですが、かばんちゃんの言うとおり、いったい「どうしてこんなことに」なってしまったのでしょうか。

【Aパート 新たな舞台「ゆきやまちほー」】

見渡す限りの銀世界、雪原の中をジャパリバスが走っていきます。

かばんちゃん&サーバル:はぁ~~~・・・!!

ラッキービースト(ボス):これからここを超えるよ。

サーバル:うおーっ!

ラッキービースト:超えた先には温泉があるよ。

かばんちゃん:温泉?

ラッキービースト:温かいお湯に入れるところだよ。

サーバル:なにそれなにそれ!楽しみだなぁ~!

ラッキービースト:通り道には樹氷なんかもあるよ。かまくらも作ろうか。ゴールは温泉だね。

かばんちゃん:うわぁ、なんだか楽しそう。

サーバル:雪山ガイドだね。レッツゴー!!

まったく危険を感じないゆきやまちほーの様子

冒頭シーンとはうってかわり、Aパートは通常の各話とほぼ同じ始まり方です。8話のタイトルが「ゆきやまちほー」であることから、かばんちゃん一行が今いるのはゆきやまちほーの入り口であろうと考えられます。

かばんちゃんとサーバルは見慣れない風景に感動した様子ですが、周りにあるものが「雪」だとわかっているのかどうかは怪しいものです。かばんちゃんと旅するまでさばんなちほーを出たことのないサーバルはもちろん雪を見たことはないでしょう。過去の記憶がない(おそらくはサンドスターで誕生したばかり)のかばんちゃんも同様のはずです。

新しいちほーにきたということは、ラッキービーストによる気候の解説が始まります。6話あたりから前回の8話に至るまで、すっかり出番の減っていたラッキービーストですが、今回は久々の出番です。樹氷・かまくら・温泉とかばんちゃんやサーバルも気になるキーワードをたくさん散りばめながら解説を続けます。

樹氷・かまくら・温泉の予習

ラッキービーストに習って、それらについて予習しておくことにしましょう。まずは樹氷です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%A7%E6%B0%B7

樹氷(じゅひょう、英: soft rime)は、過冷却水滴からなる濃霧が地物に衝突して凍結付着した氷層のうち、白色で脆いものをいう[3]。気温-5℃以下の環境で風の弱いときに顕著に発達し[1][2]、気泡を多く含むために不透明で、白色を呈する[3][4]。小さな粒状の氷が無数に凝集する構造で、手で触ると簡単に崩れるほど脆く、樹氷が付着している物体を揺らすと簡単に落ちる。風上側へ向かって羽毛状に成長し、風が強いほど風上に成長するが、この様を俗に「海老の尻尾」とも呼ぶ。弱風時には地物の全ての方向に付着する。

樹氷は日本では蔵王のものが有名ですが、テレビなどでもよく取り上げられているのでご存じの方も多いでしょう。

続いて、かまくらです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8B%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%89

かまくらとは秋田県、新潟県など日本の降雪地域に伝わる小正月の伝統行事。雪で作った「家」(雪洞)の中に祭壇を設け、水神を祀る。

かまくらというと、雪で作る洞穴のようなものをイメージする方も多いかもしれません。しかし、実際にはそれを祭壇として水神を祀る行事のことを指すようです。最も、元々テーマパークであるジャパリパークにそのような行事があるはずはないので、ラッキービーストが提案したのは多くの方がイメージするのと同じように、「単に雪洞を作って遊ぼう」ということなのでしょう。

最後の温泉は、9話の鍵を握る施設でもあります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A9%E6%B3%89

温泉(おんせん)は、地中から湯が湧き出す現象や湯となっている状態、またはその場所を示す用語である。その熱水泉を用いた入浴施設も一般に温泉と呼ばれる。人工温泉と対比して「天然温泉」と呼ぶ場合もある。

温泉はかまくらと違って、テーマパーク内に存在していてもまったく不思議はありません。ニホンザルや熊なども温泉につかることがあるといわれているように、動物にとっても温泉は比較的身近なものです。劇中で温泉の存在がどのように描かれるかは一つの注目ポイントだといえるでしょう。

次回は、引き続きラッキービーストによるゆきやまガイドが続きます。前回8話は、それまでとは異なりあまりそのときのちほーの気候に由来した演出がストーリー上ほとんど見られませんでした。今回、その傾向が続いていくわけではなく、あくまで8話に限っての描かれ方であったことが確かめられた格好になりますが、果たして「ゆきやまちほーならではのストーリー」とはどんな展開が待ち受けているのでしょうか?