【1話「さばんなちほー」の考察まとめ】
けものフレンズ1話感想その1:けものフレンズから考察する、魅力的なストーリーの作り方
けものフレンズ1話感想その2:サーバルとかばんちゃん初会話の意味
けものフレンズ1話感想その3:初見で退屈に感じる理由と、その後おもしろく感じられる理由
けものフレンズ1話感想その4:サーバルのセリフに対する2つの疑問
けものフレンズ1話感想その5:かばんちゃんが「頑張り屋」と言われた理由
けものフレンズ1話感想その6:サーバルの隠された能力
けものフレンズ1話感想その7:サーバルの「聖母の微笑み」に隠された意味とは?
けものフレンズ1話感想その8:カバとの遭遇まで、ほかのキャラが登場しなかった理由
けものフレンズ1話感想その9:「ジャパリパークの掟」から感じる不穏の陰
けものフレンズ1話感想その10:得意なことを見つけ、急速に成長するかばんちゃん
けものフレンズ1話感想その11:紙飛行機へのリアクションからわかるサーバルの複雑な内面
けものフレンズ1話感想その12:「IQが下がる」シーンに隠されたサーバルの気遣い
けものフレンズ1話感想その13:紙飛行機の謎と、涙を見せない別れ
けものフレンズ1話感想その14:かばんちゃんとサーバルが「友達」になる意味
けものフレンズ1話感想その15:サーバルが爪を研ぎ過ぎて木を切り倒してしまった理由
けものフレンズ1話感想その16:ラッキービーストの謎と「ロボットキャラ」の役割
けものフレンズ1話感想その17:アライさん、フェネックとペパプ予告
【1話 「さばんなちほー」の総合的な解説】
私は第1話を、「かばんちゃんの親離れ」を描いたものだと考えています。生まれたばかりの猫の子どもが親に守られながらすくすくと育ち、親の庇護なしでもひとりで生きていけるようになるように、かばんちゃんも1話を通じて成長しひとりで生きていけるようになりました。この「かばんちゃんの成長を描く」という形は12話全編を通した作品テーマの縮図にもなっています。
もうひとつ、重要なポイントとして「サーバルの内面」があります。サーバルは、主要キャラクターであるにもかかわらず全編を通してあまり内面が描かれていません。これは極めて奇妙なことです。表面上のリアクションが感情豊かなこと、あまり頭がよくないことなどから多くの方には「見たままの天真爛漫なキャラクター」だと捉えられているようです。私はサーバルは見た目は単純そうに見えても、実際は複雑な内面を抱えたキャラクターだと思っています。それを示唆する場面についても考察を行いましたが、1話の時点ではまだ証拠が少なく、おそらくあまり納得してもらえないのではないかと思っています。
かばんちゃんを通じた「ヒトの成長」と、サーバルを通じた「友達(フレンズ)という関係性」。この2点が今後のストーリーの中でどのように描かれていくのか。2話以降の考察で明らかにしていきたいと思います。
アニメ感想「けものフレンズの謎」まとめ:2話「じゃんぐるちほー」
本当に楽しんで読ませて頂いてます。
どうもありがとうございます!
お忙しいでしょうが、完走ぜひよろしくお願いします!
ありがとうございます!
忙しいときは毎日更新できないかもしれませんが、最後まで書き続けるつもりなのでお付き合いいただけるとありがたいです。