ギルザレンⅢ世が語った「Vtuberの魅力」

Vtuberであり同時に大のVtuber好きとして知られるギルザレンⅢ世が、V側・視聴者側それぞれから見た「Vtuberの魅力」について語りました。

V側・視聴者側それぞれから見た「Vtuberの魅力」とは?

2019年9月11日に行われた「ギルキャン第0回(パイロット版)」において、にじさんじ所属VtuberのギルザレンⅢ世さんが、Vtuber好きとして有名なVtuber、さはなさんとコラボ配信を行いました。

視聴者からのマシュマロに応える形で、2人は自身の考えるVtuberの魅力について語ります。

01:56~

Vtuberのすべての活動が「物語」になる

(要約)

さはな:僕は、視聴者の目線に立って「自分が見たい」と思う配信をしているつもりです。

ギルザレンⅢ世:視聴者側としては「多様性がある」」ということがすごく好き。最初は2Dでも、後に3Dに表現が進化していくVtuberなどには、そこの変化に物語性が生まれてくる。ヴァンパイアは「物語厨」みたいになってますけど、「あまねくものは物語だ」と仮定すると、失言や炎上すらもストーリーのひとつになってくる。

さはな:すべてがドラマだ、みたいな。

ギルザレンⅢ世:我々が何をしようが、配信している以上それは「コンテンツ」なんですよね。だからここでヴァンパイアが急にキレたとしても、それもひとつのギルザレンのドラマ足り得るんですよ。そこが「ナマモノ」と言われるゆえんかなと思いますけど。そこが視聴者側としての面白さかな。

https://youtu.be/2BX0uS5Pfvk?t=6999

「誰がやっているか」が重視される

(要約)

ギルザレンⅢ世:ライバー側としての面白さとしては、ヴァンパイアは「変化球投げたい厨」なんで、誰かがやっていることをやるよりは「ギルザレンがやるから面白いんだ」っていうことをみんなに見てもらいたい。そのへんで手応えがあるっていうのは嬉しいですよね。

さはな:そうですよね。

ギルザレンⅢ世:だって、ヴァンパイアがライバーになる前に個人チャンネルを立てて「今日は今からVB飲みまーす」なんて動画あげたって誰も見んでしょう?今なら「あのギルザレンⅢ世がVB飲んでるんだ」って見てもらえるでしょう?Vtuberというブームがあって、多くの人に見つけてもらえるから、それを力にできるっていうのは「バーチャルヴァンパイア」としての沽券がありますよね。

https://youtu.be/2BX0uS5Pfvk?t=6999

まとめ

ギルザレンⅢ世さんはVtuberの魅力として「配信上のすべての活動が物語になる」「誰がやっているかが重視される」という2点を挙げました。

Vtuber界隈は他者の失敗に対して寛容な風潮があるとして「優しい世界」などと形容されることがあります。この「優しさ」の根本は「失敗さえも物語になる」という界隈の特性からくるものなのかもしれません。

「誰がやるか」が重視されるという点と合わせて考えるなら、Vtuberの人柄・キャラクター像に対する親しみや愛情が、寛容さを生む土壌として機能していると言えます。

私の感想

Vtuberに対してはしばしば「一部の企業を除いて、技術的な新規性に乏しい」「雑談・企画・ゲーム配信など、やっていること自体は既存の実況者と変わらない」といった意見が見られます。

こうした意見にはうなずける部分もありますが、Vtuber本人の人柄に注目するなら技術的な新規性やエンターテイメントとしての斬新さがなくともコンテンツを楽しむには支障はありません。「○○さんがやっているから見る」「○○さんの物語がもっと見たい」といった動機づけができるからです。

ギルザレンⅢ世さんが示した「Vtuberの魅力」を参考にすれば、Vtuberというコンテンツをより楽しめるようになると思います。

参考URL

https://www.youtube.com/channel/UCUzJ90o1EjqUbk2pBAy0_aw

https://www.youtube.com/channel/UCynHwUYnx8V0NJ9_pU-aAsA

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コンテンツの魅どころ

Webライター・マーケティングコンサルタントとして活動しています。実務を通じて学んだマーケティングに関するノウハウや最新情報をわかりやすく提供していきたいと思っています。 また、時事に関わるニューズをマーケティング・ライティングといった切り口から解説してみたいと思います。

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