けものフレンズ8話感想その4:アイドルオタクのマーゲイと旅の時間経過

 

けものフレンズ8話感想その3:かばんちゃんの木登りとサーバルの耳

 

【Aパート マーゲイによるPPP解説】

かばんちゃんとサーバルは、観客の上からライブを見るために木に登ることにしました。ところがその木の上にはすでに先客のフレンズ「マーゲイ」の姿が・・・。

 

マーゲイ:うわっ!何よあんたたち!いつの間に!

サーバル:こっちもびっくりしたよ!

かばんちゃん:あなたもPPP(ペパプ)を?

マーゲイ:そうよ、記念すべき初回のイベント。三代目の誕生が見られるなんて・・・、いい時代に生まれたわぁ・・・。ハハハッ!

サーバル:早めに来たなら、もっと近くで見れたんじゃない?

マーゲイ:観客ごと見るのが一体感あっていいのよ。わかってないわねぇ。

かばんちゃん:この後、何があるんですか?

マーゲイ:今日は立ち上げのお披露目と、来週のライブ告知よ。ペンギンアイドルユニットは、どの世代もすっごい人気なのよ!
そりゃそうよ!あんな可愛い子が歌って踊るなんて・・・気にならないほうがおかしいわ。実際、今回のライブチケットもすぐなくなっちゃったからね。

サーバル:そうなんだ、いいものもらっちゃったね。

かばんちゃん:よかったね。

マーゲイ:(サーバルの手にあるライブチケットに気がつく)なっ!そ、それは・・・ライブ、握手、練習見学付きのPPPプラチナチケットーッ!!
どこでそれを?

サーバル:ふっふーん!博士たちにもらったんだ。

(観客の声援が大きくなる)

かばんちゃん:あっ、何か始まるみたいですよ?

 

元動物「マーゲイ」の特徴

新しいフレンズが登場したので、いつもどおり元動物とフレンズの特徴を照らし合わせることから始めたいと思います。マーゲイについてはWikipediaに項目があるのでそちらから情報を引用してみましょう。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B2%E3%82%A4

 

特に気になる特徴としては以下のような点が挙げられます。

 

暗褐色の大きく美しい目を持つ。

 

後足を回して反転させられるので、頭から木を駆け下りることができる。

 

木登りがとても上手く、樹上生活を主とする。

ビジュアル的な観点から言えば、大きな瞳はメガネという形で再現されています。同じネコ科のサーバル同様、体の模様は服の上に描かれています。

 

ほかの猫科の動物と比べると、樹上生活をするという点でオセロット、ウンピョウなどと比べられることが多いようです。アニメ「けものフレンズ」においてもオセロットは2話で登場していますが、どちらかというとサーバルとの類似点が多いことに気がつくはずです。

 

アニメの演出上の意図としては、今回サーバルとかばんちゃんが木に登ったのは「マーゲイとの出会いのシーンを描くため」と考えてほぼ間違いないでしょう。そういう意味では、この場面で登場するフレンズは「木に登れるフレンズ」でなければならなかったわけですが、もしそうなら、たとえば鳥のフレンズなどでも問題はなかったはずです。

 

それなのに、なぜ多くの特徴がサーバルとかぶってしまうマーゲイがここで登場するフレンズに選ばれたのか、疑問は残るところです。考えられる理由としては、今回あえて取り上げなかったマーゲイの「もう一つの特徴」が関係している可能性がありますが、それについてはもう少し後の考察で触れていくことにしたいと思います。

 

フレンズ「マーゲイ」はアイドルオタク

では、動物の特徴から離れて、本編に登場したフレンズのマーゲイを見ていきましょう。こちらは一目瞭然、明らかに「アイドルオタク」として描かれているキャラクターです。しかし、オタクだけのことはあってPPPにも詳しく、視聴者とって貴重な情報を色々と与えてくれます。

 

マーゲイの口から語られたPPP、そして今回のライブに関する情報は以下のとおりです。

 

PPPは三代目である

今日のイベントは立ち上げのお披露目

来週にはライブが開かれる

 

まず、PPPは三代目という極めて重要な情報が語られます。つまり、これからステージに登場するPPPの前に2代、同じようなアイドルユニットが存在していたということであり、劇中での時間経過を測るある程度の目安になってくるからです。この点については、他ならぬPPPメンバーが後で言及するシーンもあるので、その際に改めて解説することにしましょう。現時点においては、「今のPPPは三代目である」ということだけ覚えておいてください。

 

ライブスケジュールからわかる時間経過

次に、「今回のイベントは立ち上げのお披露目である」という事実が語られます。これも重要な情報です。なにしろかばんちゃんとサーバルが持っているチケットには、ペンギンの足跡が画かれたイラストがあるだけで「文字」の記述がありません。

 

もちろん大半のフレンズは文字が読めないため当然なのですが、かばんちゃんたちは「ライブに来ていながら、何をするのかわからない」という奇妙な状態に置かれていたため、マーゲイから説明を受けて不明点が解決したことになります。これは視聴者にとっても同じ意味を持っています。

 

さらに、「お披露目の後、ライブが開かれるのは来週」という時系列的な流れも説明されました。アフリカオオコノハズク(博士)とワシミミズク(助手)からライブチケットを手渡されたとき、「練習見学付き」と断りを入れられていましたが、もし今日が即日ライブが開かれる日であればかばんちゃんたちが練習を見る隙がないはずです。

 

仮説:かばんちゃんとサーバルが旅した期間は?

「お披露目の後、ライブ当日までに練習するPPPの様子を見学できる」という意味であれば、少なくとも1週間、かばんちゃんとサーバルはみずべちほーに滞在するということが確定したことになります。

 

これは、6話においてかばんちゃんたちがライオンの群れに捉えられた次の週に合戦が行われたことと類似しています。ストーリー演出上の意図としては、かばんちゃんとサーバルがそれだけ長い間旅を続けているということ、そしてなぜ徒歩のアライさんとフェネックがジャパリバスで移動するかばんちゃんとサーバルに追いつけているのか?という点に説得力を持たせるための時間経過の表現であると考えられます。

 

けものフレンズは通常のアニメと同様、1週間に1度の放送です。もしかしたら、アニメの各話も1週間毎にそのときのかばんちゃんとサーバルの様子を描いているつもりで作られていたのかもしれません。もしそうだとするなら、ジャパリバスに乗る前の1~3話、クライマックスに向けての時系列変化が明確にわかる11~13話を除く期間=ジャパリバスで各ちほーを旅していた期間はそのまま1話=1週間と考えてもいいのかもしれません。

 

だとすると、かばんちゃんとサーバルが一緒に旅を続けた期間はおよそ4~10話×1週間=1.5ヶ月と計算できます。これは一つの仮説ですが、おおよそこの程度の期間旅を続けたと考えると、かばんちゃん(とサーバル)が大きく成長し、絆を深めあったのも納得できるはずです。

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Webライター・マーケティングコンサルタントとして活動しています。実務を通じて学んだマーケティングに関するノウハウや最新情報をわかりやすく提供していきたいと思っています。 また、時事に関わるニューズをマーケティング・ライティングといった切り口から解説してみたいと思います。

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